【ばれないって本当?】ギャンブルで得たお金と税金について!
ギャンブルで一攫千金…
もう誰もが夢見る事ですよね?
大穴を的中させることができたら、一瞬で大金が手に入ります。
実際に年間でも高額配当というものはいくつも出ています。
でも良くニュースにもなっていますよね?
高額配当を手にすると、納税しなくてはいけないと。
実際に、国税局も税金が発生する事もあると注意文をだしています。
後になって困らない様に、注意すべき点を書いてみました。
公営競技投票券の購入方法について
大穴を当てるにしても、普通に勝つにしても、まずは投票券を購入して投票しないとなりません。
どこでどうやって購入したら良いのか分からない人もいると思いますので、投票の方法をまとめてみました。
競馬の馬券
競馬の投票券の正式名称は「勝ち馬投票券」
通称が馬券と呼ばれています。
購入ができる場所は
・各競馬場
・WINS
・J-PLACE
・インターネット(登録必要)
となっています。
競艇の舟券
競艇(ボートレース)の投票券の正式名称は「勝舟投票券」
通称「舟券」と呼ばれています。
舟券を購入できる場所は
・競艇場
・競艇場外発売場
・電話投票
・WEBサイト(登録必要)
・アプリ(登録必要)
となります。
今はインターネットが普及していますので、電話投票は少し押され気味ですが、1985年から電話投票のサービスは開始されています。
アプリは今の時代ならではの投票の方法だと思います。
iPhone・Android用とそれぞれ有るので便利です。
競輪の車券
競輪の投票券の正式名称「勝車投票券」
通称「車券」と呼ばれています。
車券の購入できる場所は
・競輪場
・場外車券売り場
・KEIRINオフィシャルサイト(登録必要)
・電話・インターネット投票会員(登録必要)
等の購入方法があります。
オートレースの車券
正式名称「勝車投票券」
こちらも競輪と同様に通称「車券」と呼ばれています。
購入ができる場所は
・レース開場
・場外車券売り場
・電話投票
・インターネット投票
等が有ります。
やはり、どの競技もインターネットで気軽に投票購入ができる様に取り組んでいるのが分かります。
余り知られてない公営ギャンブルの投票について
投票、いわゆる「馬券」「舟券」「車券」の購入の事をいいますが、何気にそうなの?という部分があるので、説明します。
知識はないより有る方が良いですからね。
投票券の豆知識
多くの人が100円から楽しめると思っていますよね?
勿論、現在はほとんどの投票券の最低発売単位は100円となっていますので、それは間違いではないです。
でも本当は1枚10円という考え方なんです!
「1枚は10円」ですが「10枚分以上を1枚で代表する投票券を発売することができる」という各関連法に依拠しているんです。
投票券の券面にもしっかりと「1枚が10円」あるいは「表示の1枚は本来の1枚分10円を10枚束ねた100円相当」である旨が記載されているんです。
ただ、例外として、南関東地方競馬の各競馬場のレースを対象としたトリプル馬単では、購入額が10円1口(ただし最低5口)となっている例もあります。
現在の主流投票券としては、1枚の紙に複数の投票が記載されているユニット投票券となっており、自動発券機で発売されています。
昔は1枚100円で1種類のみの投票券や、それを1000円単位にまとめた「特券(とっけん)」(現在でもたまに聞かれる用語)で発売されていて、購入の時はそれぞれの「買い目ごとに窓口が設定」されていて購入者は必要に応じて複数の窓口を渡り歩いて購入しなくてはいけなかったんです。
日本の公営競技が採用しているパリミュチュエル方式とは?
実は様々な方式があるのですが、日本の公営競技やロトなどの配当を決定させる方法として、このパリミュチュエル方式が採用されています。
パリミュチュエル方式の詳細
パリミュチュエル方式とは、投票券の「総売り上げ」をプールし、興行主はそこから一定割合(控除額)を差し引き、残りの金額を勝ち投票券に配分する方法となります。
まず販売所において自分の予想となる券を購入します。
この時点では、オッズ等はでていますが、配当はまだ確定していない状態です。
全ての投票券の購入額を全てプールします。
その後、レースや抽選を行い当選の番号と当選者が確定します。
決定した時点で、プールした総額から、主催者収入として所定の割合(控除率)が差し引かれて運営費などの経費に充てられ、残りを当選者で分配するという形になります。
売り上げの額に比例して主催者の収入が大きくなる仕組みでとはなっていますが、(比率は予想方式などにより異なる場合もある)、状況によっては売り上げが高くても主催者の取り分が少なくなる場合もありますが、この方法では、売り上げに伴う主催者の収入となる「投票額-払戻額」がマイナスになることはないです。
ブックメーカー方式との違いは?
ブックメーカー方式では、賭ける時点ですでにブックメーカー(欧米における賭け屋)の設定した配当率が発表されているのが特徴です。
賭ける時点で配当率が決まっている事、そして賭けた対象が出走を見合わせたり、レースが中止となった場合も「ハズレ」となり、参加者には返還されることがありません。
競技で控除率が違う?公営ギャンブルの還元率
パリミュチュエル方式では控除率が有る事を書きましたが、公営競技における控除率はどうなっているのか?
把握しておいて損はないでしょう。
実は競技によって控除率は異なるんです。
競艇と競輪の控除率
競艇・競輪の控除率(テラ銭の割合)は同じく25%となっています。
還元率は75%という事になります。
オートレースの控除率
競艇や競輪に比べて少しテラ銭の割合が高いのがオートレースです。
オートレースの控除額は30%と少し高くなっています。
競馬の控除率
競馬の控除率(テラ銭の割合)は少し他とは変わっています。
改正競馬法(2012年成立)が施行された2014年4月1日以降、各主催者それぞれの裁量により、投票法ごとに異なる控除率を設定されているのです。
よって、競馬法第8条・第22条により、控除率の上限は30%、下限は「農林水産大臣が定める率」となっています。
公営競技の控除率は概ね25%〜30%という所です。
競馬・競艇・競輪・オートレースで高額配当になりやすいのは?
実際に高額配当になりやすい競技は何なのか?
気になるところだと思います。
因みに高額配当で、倍率(オッズ)が100倍を超える投票券は100円に対する払戻金額が1万円を超えるため、以下のように呼ばれている。
競馬:万馬券(まんばけん)、略して万券(まんけん)とも言う。
競輪:オートレース:万車券(まんしゃけん)
競艇:万舟(まんしゅう)
的中すると、払い戻しが大きくなるので、この投票券を求めている人も多い夢のある投票券となります。
では競技別で、歴代の最高配当額はどうなのか比較してみました。
競輪・過去最高配当ランキング
競輪の歴代高配当トップスリーがこちら!
順位 | グレード | 払戻金 | 組合せ | 人気 |
1位 | F II | 4,760,700円 | 8-4-5 | 498 |
2位 | F I | 4,582,050円 | 6-7-9 | 494 |
3位 | F I | 4,495,120円 | 8-6-9 | 501 |
1位が476万円の払い戻しです!
これは凄い数字ですね…
夢が有ります!
競艇・高配当ランキング
競艇の歴代高配当トップスリーがこちら!
順位 | グレード | 券種 | 払戻金 | 組合せ | 人気 |
1位 | 一般 | 3連単 | 682,760円 | 4-5-2 | 24 |
2位 | 一般 | 3連単 | 650,610円 | 6-3-5 | 112 |
3位 | 一般 | 3連単 | 595,550円 | 6-4-3 | 119 |
競艇における一般戦というのは一番始めのグレードレースなので、新人等も多く、インコース有利と言われる競艇にはレアケースだと思います。
配当も競輪に比べると…となってしまう部分ではありますが、それでも夢のある投票券であることは間違いなしです。
オートレース・高配当ランキング
オートレースの歴代高配当トップスリーがこちら!
順位 | 券種 | 払戻金 | 組合せ | 人気 |
1位 | 3連単 | 15,721,720円 | 5-8-1 | 331 |
2位 | 3連単 | 5,424,970円 | 4-8-7 | 258 |
3位 | 3連単 | 3,314,850円 | 2-7-3 | 303 |
オートレースは1R8車の出車数となります。
競艇の6艇と比べて2台多いです。
その2台増えただけでも、こんなに払戻金の差が出るんですね。
オートレースはまだまだ市場規模が伸びきっていないので、今後人気の公営競技となると、更に大きな配当額が見込めるでしょう。
競馬・高配当ランキング
競馬の歴代高配当トップスリーがこちら!
今回は3連単での最高配当ランキングにしました。
順位 | 払戻金 | 組合せ | 人気 |
1位 | 29,832,950円 | 8-6-14 | 3850 |
2位 | 27,929,360円 | 4-14-5 | 2643 |
3位 | 22,946,150円 | 15-14-11 | 2879 |
競馬の威力を見せつけられる数字となりました。
ずば抜けて配当が高い事が伺えます。
的中させやすいと言われるのは競艇
競艇の出走は6艇と公営競競技の中で一番少ないです。
その時点で「1/120」となっています。
そのうえ、一号艇有利という事もありますし、1コースの勝率も凄く高い特徴があります。
そのうえ、選手のランクでも雲泥の差が出てしまうのが競艇のもう一つの特徴とも言えるので、予想自体は凄くしやすいかもしれません。
よって、的中させやすいという観点でいうと、競艇という人もいるのが確かです。
大穴狙いなら競馬かオートレース
国内で認められている公営競技は、競馬・競輪・オートレース・競艇の4種類。
1レースあたりの出場数は競技によって違います。
さらに公営競技を過去の高配当で比べてみると、先にも書きましたが差があるのです。
データ的な観点から考えても、公営競技で大穴を狙うなら競馬かオートレースを選ぶのが近道といえるでしょう。
公営競技の最高配当金は?
公営競技における過去最高配当は、2010年10月21日、平塚競輪場(湘南バンク)のチャリ・LOTOで国内のくじ及び公営競技史上最高額の配当金が出たと記録されています。
払い戻し額は9億598万7400円(的中1票)、キャリーオーバー143回目で、的中者は山口県の男性との事。
本当に夢の一攫千金を手にした瞬間…本人もビックリしたでしょうね。
ここまで高配当じゃなくても良いので、高配当を掴んでみたいですね。
公営競技と税金の関係
こうして一攫千金を手にする事もできる、夢のある公営ギャンブル。
ですが、この払戻金には注意も必要です。
払戻金は税法上の一時所得扱いとなりますので、実は申告が必要なんです。
税法上所定の控除額(上記控除分とは無関係)を越える利益は「課税対象」になり毎年の確定申告が必要となります。
「うっかり」「知らなかった」ではすまされない事になる場合もあるので、注意しましょう。
国税庁もホームページで「公営競技(競馬、競輪、オートレース、ボートレース)の払戻金については、一時所得として確定申告が必要となる場合があります。」と明記していますので、注意が必要ですね。
負け分を税額控除することはできない。
プラスマイナスで計算してしまう人が多いみたいですが…
負け分は税額控除としては扱ってくれません。
例えば、100万円勝ったとして、次のレースで100万円負けたとします。
普通なら差し引き「0」という事で「税金は関係ない」と判断してしまう所ですが…
勝ち分である100万円に対して課税されてしまうので、申告が必要なんです。
とはいいましても、実際に誰がどれだけ買って、どれだけ払い戻しをされてるかなんて事は把握が出来てないのも事実です。
無申告でもばれない?
実は注意が必要です。
今はネットでも投票券を購入する事が可能となっています。
その場合は自分の銀行などに紐づけしたりしないとなりません。
払い戻しも紐づけした口座に振り込まれます。
よって、大きな配当を得た際に、個人情報を登録して投票を行っているので、配当金の流れが把握される可能性は大きいです。
結論!高額払戻金の一時所得には要注意!確定申告が必要な場合も!
公営競技ではないですが、宝くじやサッカーくじは非課税となっていますので、当選金を全て使う事も可能ですし、あとから納税の通知が来るなんて心配もありません。
ですが、公営競技においては課税対象となる事もあるという事を念頭に入れておきましょう。
億を超える配当金まであり得る、夢のある公営ギャンブル。
多くの人の夢をのせて「競馬・競艇・競輪・オートレース」は走ってくれます。
ただ、高額配当ばかりを狙っていても、なかなか的中はしませんし、出費・損失が嵩んでしまうだけなので、堅実な形で勝ちを重ねる方が賢明だと思います。
勿論、堅実な勝ちを重ねていく際も、課税対象となる事がありますので、注意して下さい。
堅実に勝つための参考に、検証済みの優良サイトをご紹介しますので、良かったらご利用してみて下さい。
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