勝つ為の競艇雑学!八百長は本当にあるの?選手の賞金事情から考察
公営競技、いわゆる公営ギャンブル。
競馬・競艇・競輪・オートレース等がありますが、やはり楽しむなら勝ちたいと思うのが普通の感覚でしょう。
ただ勝つだけではなく、高配当を的中させたいと思うのは、初心者であろうが長年楽しんでいる人であろうが同じだと思います。
今回は、公営ギャンブルの中でも競艇という競技についての雑学を書いてみました。
昔から噂のされる「八百長」。
某掲示板では八百長は日常茶飯事とも書かれています。
実際に競艇という真剣勝負の場において、八百長なんて行為は本当に行われているのか?
そんな事が本当に行われていたら、オッズをも揺るがす大事なので、知識として知っておいて損はないと思います。
ぜひご覧下さい。
なぜ公営ギャンブルに八百長疑惑が出るのか
まずは、どうして公営競技において「八百長疑惑」が浮上するのでしょうか。
もっとも多い理由としては、予想をする人、そしてその予想に反した結果になる事で不満や疑念を持つ人が多い事だと考えられます。
自分で真剣に考えた予想が外れた時、または予想サイトや予想屋に情報料を支払ってまで投票をしたのに、思いもしない結果になり、それが高配当となれば感情的になってしまうのも分かります。
舟艇を操作をするのは「意志を持った人間」でもあるので、余計に「イカサマをしている・裏で取引をしている」と疑惑を持たれてしまうのも致し方がない部分ではあると思います。
自分の予想に反した高配当がでると、そう思い込んでしまう人間心理が強いのでしょう。
ですが疑惑に収まらず、実際に八百長事件があったのも事実です。
公営競技のみならず、様々なスポーツ等でも過去に八百長が発覚しています。
国技とされている相撲でも八百長問題があったのは、記憶に新しいと思います。
勝負事、特に公営競技は「金銭」のかかっている競技なので、余計に疑念を持たれてしまうのでしょう。
では過去にはどんな八百長事件があったのかを見てみましょう。
本当にあった競艇八百長事件
八百長疑惑が出てしまうのは、先にも書きましたが、想定外の高額配当が出た際に疑惑を持たれてしまう事が多いです。
でも実際には、ただの言いがかりにしか過ぎない事がほとんどです。
しかしながら、実際に過去には競艇で八百長事件もありました。
どんな事件だったのか?
こちらは実際に掲載された記事の引用になります。
「競艇選手が不正な順位操作の見返りに賄賂を受け取ったとされる贈収賄事件で、名古屋地検特捜部は28日、新たに18レースで不正が行われ、計3425万円の賄賂の受け渡しがあったとして、元競艇選手の西川昌希容疑者(29)をモーターボート競走法違反(競走の公正を害する行為、収賄)の疑いで、親族の増川遵容疑者(53)=津市=を同法違反(同、贈賄)容疑で再逮捕し、発表した」
出典:朝日デジタル
「ボートレース界史上最大の不祥事」とも言われる程、大きな八百長事件となっています。
この選手は、スマホの持ち込みが禁止されている選手宿舎にスマホを持ち込むという「違反」もおこなっていて、そのスマホで八百長の共犯者と連絡を取り合い、イカサマ行為を行うレースなどを報告していたと言われています。
どうして違反を犯してまでスマホを持ち込んだのか?
八百長という犯罪を犯すのですから、スマホを持ち込むという違反は、もうすでに違反の範疇にすらなかったのかもしれませんね。
でも実はスマホを持ち込むにはこんな理由が考えられるのです。
競艇は全部で6艇でおこなわれる競技です。
そのすべての選手と結託をし八百長行為を行うという事はまず不可能でしょう。
そうなると、自分が有利にレースを行う事ができるであろう位置になれる時に、意図として順位を落とすことで八百長行為を行うという手段が多いと言われています。
競艇では1号艇が有利と言われています。
その1号艇が最も有利とされる1コースの取得率は98.7%となっているんです。
1コースの勝率も、全国平均で50%を超える数字が出ていますので、いかに1号艇有利なのかは分かって頂けることだと思います。
なので、このレースは1号艇だから順位を落とすレースをしよう…などと連絡をしていたのかもしれません。
八百長の疑いをかけられてしまう選手とは?
競艇の八百長が仮にあるとすれば、どんな選手が疑念を持たれてしまうのか?
まずは絶対的に強い選手です。
そして人気のある選手。
つまり、多くの投票を得る事ができる選手が、順位を落としてしまう事でレースが荒れますので、人気の選手や大本命となっている選手が負けてしまった時は、疑念を持たれてしまうのかもしれません。
逆にいうなら、弱い選手や新人選手等は、そもそもその対象にもならないというのも現実です。
競艇の八百長はオッズから読み解けるのか?
オッズから八百長を読み解く事は可能なのでしょうか?
先にも書きましたが、6人で結託して八百長を行うという事はほぼ不可能です。
なので、仮に八百長があったとしても、オッズだけで八百長を判断する事は到底難しいと言えます。
毎日数多くのレースが開催されている競艇。
その中でオッズだけで八百長だと判断をして、自分も便乗をしようという考えは、馬鹿げた判断だと思います。
選手のランクによるおおよその収入
少しレースが荒れると八百長という「野次」を飛ばされてしまう事もあるのですが、そもそも八百長を行わないといけない程の収入なのでしょうか?
競艇は選手のランクが4段階に分かれています。
選手のランクごとのおおよその平均収入を見てみましょう。
A1選手の平均年収
競艇選手の最上位とされている「A1ランク」
このランクの選手の平均年収は3400万円と言われています。
勿論、賞金次第で収入も変動しますので、選手によって違いますが、平均は3400万円。
かなりの年収を貰っいる事が伺えます。
これだけの年収を得ているなら、正直「八百長」というリスクを犯してまでイカサマに参加しようとは思わないのが普通だと考えられます。
A2選手の平均年収
次にランクの高い「A2ランク」このクラスの年収は1800万円と言われています。
A1ランクに比べるとぐっと落ちてしまいますが…
それでも1800万円はかなりの高収入だと思います。
A1クラスに昇り詰める!そんな野心が一番燃え上っている時だと思いますので、こんな所で汚点を作り永久追放になるリスクを背負うなんて考えにくいです。
B1選手の平均年収
最下位ランクを抜けるとこの「B1ランク」になります。
このランクの年収は平均で「1100万円」となります。
B2ランクの年収の倍以上となるので、早くB2ランクから這い上がろうと必死になる選手の気持ちも分かりますよね。
少しずつ実績もついてきた時期です、まっすぐと上を目指す心意気が強いのではないでしょうか。
B2選手の平均年収
競艇で一番下のランクが「B2ランク」です。
このクラスの平均年収はおよそ「500万円」と言われています。
賞金で変わるので、多少調べるサイトで前後はしますが、500万円は日本の平均年収に近い額でもあるので、決して少ない年収ではないです。
主に新人などがこのランクにいるわけですが、やっと掴んだ騎手の資格。
これから上に昇りつめようとギラギラしている時ではないでしょうか。
そもそもこのランクではもし仮に八百長があったとしても蚊帳の外だと考えられます。
競艇の厳しい違反の罰則
競艇選手が、一般的な会社員と比べると高い年収である事が分かりました。
ですがその反面、信じられない様な規則や違反の罰則もあります。
今や生活の一部となっているスマホも、選手はレース宿舎に持ち込むことはできないです。
外部との連絡遮断という意味合いもあり、スマホを持ち込むことも使用する事もレース期間中はできません。
レース開催中は、部外者の人と会う事もできないですし、外出もできず自由が奪われてしまいます。
そして、レースにおいてはフライングや出遅れに対する厳しいペナルティもありますし、待機行動にも規則が事細かに定められているので、本当に厳しい世界となっています。
出場停止に罰金、そして即日帰郷となるケースもあります。
細かい規則が多い競艇選手のルールの中で、八百長なんてしてしまったら「永久追放」という処分に繋がってしまいますので、選手にとっては物凄いリスクになっています。
競艇選手がクビというリスクを背負うメリットは?
先にも書かせて頂きましたが、選手がそこまでリスクを背負う上でメリットはあるのでしょうか?
そもそもA1ランクの選手は十分な平均年収があります。
この記事でも触れましたが、過去の事件では「計3425万円の賄賂の受け渡し」と記されていました。
A1級の選手なら1年で稼ぐ事が可能な額です。
競艇は選手生命の長い競技として知られています。
永久追放というリスクを背負ってまで八百長に加担するという選択肢をとる人はまずいないと考えられます。
平均年収だけで考えても、メリットよりもリスクの方が俄然大きいです。
八百長に手を貸す事でのメリットはないと言っても過言ではないでしょう。
同じ様にA2選手も高額な年収を得ていますし、レースでこの先実績を残すと、A1に昇格するという位置にもいますので、大きなリスクを背負ってまで八百長に参加するメリットはないと言えるでしょう。
年収1000万円を超える仕事なんてそんなにあるものではないですからね。
またB2やB1ランクの選手は、A1やA2の選手に比べると収入は劣りますが、長い選手生命や将来を考えると、八百長にメリットを感じる選手はいないと思います。
そもそも八百長を持ちかけられることもないでしょう。
何故なら…勝てる選手が順位を落とす事でオッズが荒れるんです。
寧ろ、そもそものオッズがオッズだと思うので、仮に八百長があったとしても関わる事がないと考えられます。
ランクに関係なく、競艇選手は本当に厳しい訓練をうけ、試験に合格してやっと掴んだ国家資格です。
八百長は即逮捕となりますし、将来的な事も考えて、八百長という目先のお金につらて、選手生命を賭けてまで手を染める様な人はいないと考えても良いでしょう。
勝つための競艇雑学:まとめ
結論として、過去に八百長行為があった事は事実です。
ですが、リスクの方が高く、八百長に手を貸す選手はいないと思います。
仮に八百長があったとしても、そのレースを特定する事は当事者じゃないと分かりません。
一人の選手が意図的に順位を落としたとしても、八百長で投票をする人がその選手以外の着順を当てる事も至難の技となります。
競艇で勝つためには、実際にあるかわからない八百長のレースを見極めて高配当を狙うとうい考えよりも、きちんとした狙い目で地道に勝ち続ける方が効率は俄然良いでしょう。
競艇は1号艇が最も有利とされていますし、1コースが有利です。
選手のランクも予想に欠かせない要素となっています。
堅実な予想の中で、1点2点、冒険と期待をこめて少し配当の高い投票を行ってみる位が良いのではないでしょうか。
自分ではなかなか予想ができない…
そんな人にとっては、無料予想の精度も凄く高い検証済みのおすすめ予想サイトもあります。
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