競艇予想的中率アップ!?競艇場の特徴で変わる予想と楽しみ方!
水上の格闘技「競艇」
当然の事ながら、競艇は「水上」を走り抜ける競技です。
では実際に競技場で使用されている水はどんな水が使われていて、どんな特徴があるのか?
そして、その水質の違いを知る事で、予想をするにあたってどんなメリットがあるのかについて書いていきたいと思いますので、ぜひ皆さんの予想の参考にして下さい。
- 1. 全国に24箇所あるレース会場の水質は3種類!ボートレース会場比較
- 2. 海水の競艇場は全10箇所!その特徴と予想のポイント
- 3. 淡水の競艇場は全9箇所!その特徴と予想のポイント
- 4. 汽水の競艇場は全5箇所!その特徴と予想のポイント
- 5. 各競艇場のレースと水面の特徴
- 5.1. 桐生ボートレース場
- 5.2. 戸田ボートレース場
- 5.3. 江戸川ボートレース場
- 5.4. 平和島ボートレース場
- 5.5. 多摩川ボートレース場
- 5.6. 浜名湖ボートレース場
- 5.7. 蒲郡ボートレース場
- 5.8. 常滑ボートレース場
- 5.9. 津ボートレース場
- 5.10. 三国ボートレース場
- 5.11. びわこボートレース場
- 5.12. 住之江ボートレース場
- 5.13. 尼崎ボートレース場
- 5.14. 鳴門ボートレース場
- 5.15. 丸亀ボートレース場
- 5.16. 児島ボートレース場
- 5.17. 宮島ボートレース場
- 5.18. 徳山ボートレース場
- 5.19. 下関ボートレース場
- 5.20. 若松ボートレース場
- 5.21. 芦屋ボートレース場
- 5.22. 福岡ボートレース場
- 5.23. 唐津ボートレース場
- 5.24. 大村ボートレース場
- 6. 競技場の違いを知る事で競艇の楽しさも予想の幅も倍増!
全国に24箇所あるレース会場の水質は3種類!ボートレース会場比較
競艇のレース会場は、全国で24箇所あります。
この会場全てが同じ水を使っていると思っている人はいないと思いますが…その通りです。
水は会場によって違います。
そしてその水質も違うんです。
水質が違うと、当然レースにも影響をしてきますよね?
なので、水質を知る事で特徴を把握して予想に役立てる事ができます。
競技場の水質は
・海水
・淡水
・汽水
の3種類があります。
どの競技場がどの水質なのかは以下の通りになります。
海水の競艇場は全10箇所!その特徴と予想のポイント
海水を利用している競技所は全部で10会場となっています。
・ボートレース平和島
・ボートレース常滑
・ボートレース鳴門
・ボートレース丸亀
・ボートレース児島
・ボートレース宮島
・ボートレース徳山
・ボートレース下関
・ボートレース若松
・ボートレース大村
海水の競艇場は、浮力が大きく水面が軟らかいという特徴があります。
このことから、海水の競艇場には3つの攻略ポイントが挙げられます。
ポイント①選手の実力が重要視される
海水は水面が柔らかいので、モーターの性能が多少悪くても勝負が出来てしまうのです。
なのでモーター2連率などが低くても、選手の勝率が高ければ舟券に絡めていくのも良い戦略になります。
ポイント②潮の影響を受けやすい
潮の影響として代表的な例は「潮の満ち引き」です。
満潮や干潮でレース場も大きく変化をし、影響が変わってきます。
基本的には満潮時はインコースが有利と言われ、干潮時はセンターコースが有利と言われています。
レースの時間や潮の満ち引きの影響と選手のランクや成績を照らし合わせながら考えると、更に精度の高い予想になるのではないでしょうか。
ポイント③体重の重い選手の方が有利
競艇は体重の軽い方が加速面では有利とされています。
ですが、海水の競技場では体重の重い選手が有利と考えられます。
どういう事なのか?
海水は浮力が強いので、体重の軽い選手はターンが流れやすくなってしまうのです。
体重が重い事で、重心が安定して良いターンが可能なんですね。
この点も少し意識すると、更にレースが楽しくなると思います。
淡水の競艇場は全9箇所!その特徴と予想のポイント
淡水の競技場は全部で9箇所あります。
・ボートレース桐生
・ボートレース戸田
・ボートレース多摩川
・ボートレース三国
・ボートレースびわこ
・ボートレース住之江
・ボートレース尼崎
・ボートレース芦屋
・ボートレース唐津
淡水の競技場は、他の水質の競技場に比べて浮力が小さく水面が硬いという特徴があります。
この事から、淡水の競技場では次の様なポイントを上げる事ができます。
ポイント①体重の軽い選手が有利
淡水の競艇場では、海水よりも浮力が小さいため体重の軽い選手が活躍しやすいという特徴があります。
体重が軽い方が艇も浮くようになるので、スピードを出しやすくなるからです。
一方、体重が重いと艇もその分沈んでしまいますし、水の抵抗が大きくなる事で、スピードを出しにくくなってしまいます。
ポイント②モーターの乗り心地が重要
淡水の水面は硬い為、艇が跳ねやすいという特徴があります。
なので、淡水の競技場では「モーターの乗り心地」が重要とされています。
モーターの乗り心地が悪いと、硬い水面で艇が跳ね小回りなターンができずに外に流れてしまう事になります。
周回展示のターンがバタついていると感じる選手や、乗り心地が悪いとコメントしている選手は、思い切って予想から外すのもポイントです。
ポイント③スタートを合わせやすい
淡水の競技場ではスタートのタイミングを合わせやすいという特徴もあります。
どうして淡水だとスタートが合わせやすいのか?
それは水面の変化が少ない事があげられます。
水面の変化が少ない(潮の満ち引き)と、選手は毎回同じ景色を見ながらスタートができるので、感覚を活かすことが出来るのでしょう。
なので、2回走りの選手の1回目のスタートが良かった場合、2回目も良いスタートが期待できますので、要チェックです。
ただし、風が強くなったり風向きが変わるなどした場合はまた変わってきますので、その辺りは注意が必要です。
汽水の競艇場は全5箇所!その特徴と予想のポイント
汽水の競技場は全国で5箇所になります。
・ボートレース江戸川
・ボートレース浜名湖
・ボートレース蒲郡
・ボートレース津
・ボートレース福岡
汽水とは、海水と淡水の混合による低塩分の水の事を言います。
ただし、汽水という括りではありますが、その混ざり方は競技場によって違いますし、水面の造られ方が違うのも特徴となります。
例とすると、江戸川競艇場は中川に造られているため潮の影響や風の影響が大きく、選手にとって走りにくい難水面と言われています。
一方で、蒲郡競艇場は水面と海の間に水門があるため潮の影響は小さく、塩分濃度も低いため、ほぼ淡水と言える水面となっています。
予想のポイントとしても、こうして水面の特徴が大きく違うので、他の水質の様に一概にこういう予想をすべきというセオリーを作る事も困難となっています。
競技場ごとに細かく調べ、その特徴を知って行くことが必要になるので、水質を加味した予想を楽しむという意味では「汽水の競技場」は避けた方が良いかもしれません。
水質を知る事も本当に競艇を楽しくする視点となりますが、それ以外にも競艇の勝ち方をまとめた記事がありますので、こちらも併せてご覧下さい!
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各競艇場のレースと水面の特徴
水質による特徴は先に書かせて頂きましたが、今度は各競技場のレースの特徴等を簡単にまとめていますので、参考にして下さい。
桐生ボートレース場
レースの特徴
標高が高い事もあり、モーターパワーの出足は弱めとなっています。
年間を通してナイター開催されています。
水面の特徴
夏場は穏やかな水面でまくりが効きます。
ただし、冬から春は「赤城おろし」と呼ばれる強風によって水面が荒れる事がありますので注意しましょう。
戸田ボートレース場
レースの特徴
カドまくりが決まりやすく、ダッシュ3艇の出番が多い。1コースの1着率が低いのも特徴的なコースです。
水面特性
コースの幅が狭く、1マークはスタンド寄り、2マークは対岸寄りに大きく振っているという特徴があります。
江戸川ボートレース場
レースの特徴
枠なり進入がほとんどという特徴があります。ただし流れがあるので水面対応力が問われるコースとなっています。波乗り巧者の活躍が期待できます。
水面特性
全国で唯一河川を全面的に使用している競艇場となります。上げ潮、下げ潮と流れがあり、風向きによってレースが荒れるという特徴もあります。
平和島ボートレース場
レースの特徴
1マークを振っておりバック斜行にも厳しいコースです。ダッシュ勢のまくりと差しが決まりやすいレース会場となっています。
水面特性
マンション群に囲まれ、風の影響を受けやすいです。春~夏は追い風、冬は向かい風が吹き抜けるのが特徴です。
多摩川ボートレース場
レースの特徴
走りやすい競艇場と言われているので、全速で攻める選手が多いのが特徴。逃げとまくりが競り合うと高配当が飛び出す事もあるので、色んな意味で楽しみがある会場です。
水面特性
風の影響も少なく「日本一の静水面」と呼ばれてています。パワーとスピードが優先されるレース展開となるのも特徴です。
浜名湖ボートレース場
レースの特徴
広大な競走水面でスピードが優先される競艇場です。まくり差しが入りやすく、筋舟券が成立しにくいので、予想が少し難しいかもしれません。
水面特性
全国でも有数の広さを誇るこの競技場は、浜名湖の西岸に位置してます。冬は追い風、夏は向かい風になるのも特徴です。
蒲郡ボートレース場
レースの特徴
年間を通じてナイター開催。インコースが強いですが、センターからのまくりも有効で、多彩なレース展開が楽しめる。2マークでの逆転劇も多く、迫力あるレースが多いのも特徴です。
水面特性
1マークのバック側は全国一の広さを誇っている為、握って回れる全国有数の高速水面となっています。風の影響も少なく穏やかな水面となっているので、スピード戦が繰り広げられるのが特徴。
常滑ボートレース場
レースの特徴
インがスピードをつけて逃げるレース展開が多いが、短期決戦では、モーター性能が着順に反映するのも大きな特徴。
水面特性
常滑ボートレース場の水位は自動制御のため、潮位の変化はないのが特徴。
津ボートレース場
レースの特徴
風が弱ければ走りやすくインが強い水面になるのが特徴。冬場になるとまたレース展開がかわり、ダッシュ勢の出番も増えるのが特徴です。
水面特性
春から夏は追い風になり、冬場は「鈴鹿おろし」という強い向かい風が吹きつける。ピット離れにも差が出るのが特徴。
三国ボートレース場
レースの特徴
ホーム側も広いのでアウトまくりが届かないという特徴があります。イン有利だが追い風が強いと差しも決まるので注意が必要。
水面特性
競艇場の周囲が小高い丘に囲まれたプール型水面でバック側が広い競技場となっています。1年を通して追い風が吹くのが特徴です。
びわこボートレース場
レースの特徴
淡水で水が硬い上に標高も高いのがこの競技場の特徴です。ダッシュ勢の活躍が期待でき、まくりも決まる特徴があります。
水面特性
日本一の淡水湖である琵琶湖にあり、加えて標高も高い。春から夏は沖からの風が吹きつけ水面も荒れるのが特徴です。
住之江ボートレース場
レースの特徴
インコース有利なレース展開が多いが、2マークに引き波が残るのが特徴。その波の影響でボートが暴れて逆転劇も多くなるのが特徴。面白いレースが期待できます。
水面特性
工業用水を使用していて、水は硬い淡水。コンクリート護岸に囲まれたプール型水面。一部のレースを除き通年ナイター開催。
尼崎ボートレース場
レースの特徴
「センタープールだからセンターが決まる」と言われてきたが、近年はインが先攻めする。
水面特性
夏は「甲子園の浜風」、冬は「六甲おろし」で向風の日が多い。水面は静水面でクセがない。
鳴門ボートレース場
レースの特徴
1マークのバック側を拡幅が行われてから、まくる選手が増えてきたのが特徴です。インコースの小回りでは残せないの、特徴となっています。
水面特性
1マーク近辺の岸壁が狭くなっていて、まくりを誘う作りになっている。冬場は強い追い風が吹き荒れるので、そこも注意が必要な点です。
丸亀ボートレース場
レースの特徴
海水の為、潮の影響がレースに出やすい。1マークの振りが大きく「干潮で向風」だとまくりが決まりやすい特徴。逆に「満潮水面」は差しの展開が増える傾向にある。
水面特性
防風ネットが設置されてはいるが、冬場は強い向かい風が吹く。満潮時は2マークが荒れるのも特徴の1つ。通年ナイター開催。
児島ボートレース場
レースの特徴
海水の競技場なので、満潮時と干潮時でレースの流れが変わるのが特徴。追い風になる満潮時は差しが決まり高配当になるので、高配当を狙いたい人にとっては覚えておきたいポイントです。
水面特性
瀬戸内に面しているので、潮位差は大きいです。ですが、風の影響は比較的少ないので、穏やかな水面でのレースが多い。満潮時の風向きは気にしておきましょう。
宮島ボートレース場
レースの特徴
干潮時は防波堤が防風壁の役目をして走りやすいと言われています。然しながら、満潮時は水面がうねりレースがもつれるという一面も持ち合わせているので、予想をする際には注意です。
水面特性
潮位差が最大で4mを超える事もあるこちらの競技場。午前と午後では風向きがかわり、スタートが揃わないという特性をもっています。
徳山ボートレース場
レースの特徴
干潮時はパワー勝負となり、満潮時はさばき勝負となるこちらの競技場は、潮位によってレースの流れが変わるという特徴があります。
水面特性
笠戸湾に面しており、斜めに追い風が吹くという特性があります。潮位差も3mを超える変動があります。冬場の季節風は太華山が遮ってくれるという特性もあります。
下関ボートレース場
レースの特徴
広いのでピット離れに差が出やすい特徴をもつこちらの競技場は、海水の走りやすい水面となっていて、どこからでも1着が取れる競技場となっています。
水面特性
海水のプール型水面となっていて、潮位が3mを越えると1マーク手前の堤防から海水が入ってくる作りになっているという特性があります。通年ナイター開催となっています。
若松ボートレース場
レースの特徴
満潮時はインコースが有利となっていて、干潮に向かう時間帯はまくりが決まるという特徴があります。冬場の追い風では差しも決まるので、そこも要チェックです。
水面特性
2マーク後方から潮が出入りする造りになっている競技場。満潮時は1マークが潮溜まりになるという特性がありますこちらも通年ナイター開催です。
芦屋ボートレース場
レースの特徴
淡水で潮位差もありません。走りやすい水面となっているので、パワーとスピードの勝負になる事が多いです。若手選手の積極的な攻めが決まりやすいレース会場となっています。
水面特性
プール型水面で1マークのバック側にヨシの群生があります。天然の消波装置の役目を果たしてくれています。
福岡ボートレース場
レースの特徴
こちらの競技場の特徴としては、1マークの振り幅の影響によって、インの占有域が狭くなっているので、センターからのまくりが効きやすいという特徴があります。
水面特性
水質も汽水ではありますが、海水に近い汽水となっています。1マークは那珂川の河口に位置し、満潮時にはやや難水面になるので、読むのが難しいレース会場となっています。
唐津ボートレース場
レースの特徴
向風の強さでレースの流れが変わる特徴のある会場。風が弱めならインとカドが有利となり、強いとまくり差しが決まるという特徴があります。
水面特性
年間を通じて追い風の日が多い特性がある会場。競走水面が広いのでスピード優先のレース展開となりやすいです。ピット離れにも差が出やすいです。
大村ボートレース場
レースの特徴
全国トップのインの強さを誇る競技場です。風向が変わるのでスタート勘がつかみにくくなっていて、ダッシュ勢が攻め難い為に、イン有利なレース展開が多いのも特徴です。
水面特性
こちらの会場は、大村湾に面していて海風が吹き付けます。時間帯によって風向が微妙に変わります。満潮時には2マークが荒れやすいという特徴があり、通年ナイター開催となっています。
競技場の違いを知る事で競艇の楽しさも予想の幅も倍増!
同じ競技でも、開催される会場によって色んな特徴があります。
その特徴を少しでも知る事で、レースの予想の幅も広くなり、より精度の高い予想ができる様になります。
選手の特徴やモーターやボートの性能を知る事と同じ様に、競技場の特徴を知る事も大切だと思いますので、ぜひこちらの特徴をいかして予想をしてみて下さい。
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